1949-03-23 第5回国会 参議院 厚生委員会 第1号
この制度に対しましての要望は非常に多いのでありまして、先ず社会保障制度の速かなる確立、各種保險の整備統合、人件費の國庫金額負担、保險料が市町村民税の二倍乃至三倍となる傾向があることは非常に苦痛であつて、これは一部は課税化する、税金にして行く、税金に吸收して行くという方法が考えられて貰いたい。
この制度に対しましての要望は非常に多いのでありまして、先ず社会保障制度の速かなる確立、各種保險の整備統合、人件費の國庫金額負担、保險料が市町村民税の二倍乃至三倍となる傾向があることは非常に苦痛であつて、これは一部は課税化する、税金にして行く、税金に吸收して行くという方法が考えられて貰いたい。
尚京都府並びに京都市両方の会からたつての希望もございまして、本省といたしましては、逐次御希望に副うべく努力しておりますが、本日までのところは先般申上げましたように、死者一人に対しまして一万円、重傷者三千円、軽症者一千円、このお金は先般すでに持たして出しましたが、その後國庫金額負担のたつての希望もございますし、又私たちといたしましても、この際全く未曾有の出來事でありますので、できれば全額國庫負担を希望
そうしてそれをあと次々とまだ國庫金額にするきどうかという問題が残つております。それで決定次第送る、こういう恰好で取り敢ず一千万円を現実に送る、こういう補助費として送る、こういう形を取つたのであります。
次に、政府が七百億七千七百萬圓も國庫の補助をして、住宅の建設費の二分の一もやつておられるということは至極結構でありますが、しかし實際問題を考えてみますると、國庫金額で二分の一の補助をして住宅を建設させることも結構でありますが、しかし實際にこれを利用するという立場を考えますと、ほんとうに困る勞働者がはたしてこれを利用できるかどうかということになれば、實際上利用ができないのではないかということを考えます